報告
2024.12.08
【講演会】11/8「JIMTOF 2024」AMエリアセミナー講演 ~DED方式AM装置5社リレー方式バトルトーク~
2024年11月5日~10日 東京ビッグサイトで開催された「JIMTOF 2024」にて日本AM協会は11月8日にセミナー講演を開催しました。
AMの実用化には多くの課題があります。しかし、現在人手で行っている肉盛用溶接補修や異種金属コーティングは、DED方式AMで自動化置き換えのニーズが広がっております。本セミナーでは、特徴の異なるDED方式AMメーカー5社の比較説明をリレー方式で行いました。当日のセミナー講演をご覧下さい。
「AM活用は肉盛溶接補修や異種金属コーティングの自動化から」
~DED方式AM装置5社の特徴や違い事例をリレー方式バトルトーク~
■司会 一般社団法人日本AM協会 専務理事 澤越 俊幸
■ご挨拶 経済産業省 製造産業局 素形材産業室 室長補佐 米原 牧子 氏
■バトルトーク1 「DMG森精機のAM最新技術及びAM量産部品のご紹介」
DMG森精機株式会社 R&D執行役員 AM部 部長 廣野 陽子 氏
DMG森精機ではDED方式とSLM方式の2種類の金属積層造形技術を提供しています。またAM技術を活用し工作機械や自動化システムの標準部品を生産しています。本講演では最新技術およびAM量産部品について紹介します。
■バトルトーク2 「ワイヤー方式DED金属3Dプリンターによる先進AMソリューションのご紹介」
大陽日酸株式会社 イノベーションユニット イノベーション事業部 イノベーション営業部 営業部長 浅井 潤一郎 氏
高速造形可能な米ADDiTEC社Laser WireDED方式「AMDROiD」、更に大型造形が可能となる独GEFERTEC社WAAM方式「arc80X」など最新型装置と関連商材を、造形事例を交えながら紹介します。
■バトルトーク3 「DED方式3D金属積層装置LAMDAの最新技術動向」
ニデックマシンツール株式会社 マシニングセンタ事業部 第1開発部 開発第2グループ 第5チーム チームリーダ 田内 拓至 氏
DED方式の3D金属積層造形装置LAMDAの最新技術、積層物の酸化を防止するローカルシールドと、造形の安定化を図るモニタリングフィードバックについて詳しく説明します。また、これらの技術を用いた造形事例も併せて紹介します。
■バトルトーク4 「ワイヤ・レーザ金属3DプリンタAZ600を用いた未来のものづくり」
三菱電機株式会社 産業メカトロニクス製作所 レーザシステム部 AMシステム設計課 課長 木場 亮吾 氏
三菱電機独自の制御機能を搭載したワイヤ・レーザDED方式金属3DプリンタAZ600は、新たな可能性を切り開きます。高機能化、高効率化、カーボンニュートラルなど、未来のものづくりについて、最近追加された新機能や積層造形の事例を交えながら紹介します。
■バトルトーク5 「精密DEDシステム[ALPION]およびその応用事例の紹介」
株式会社村谷機械製作所 製造部 製品開発課 課長 左今 佑 氏
精密積層造形を得意とするマルチビーム方式を搭載した精密DEDシステム「ALPION」について、その高効率な積層造形の特長と部品補修やコーティングなどの応用事例を紹介します。