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報告

2025.12.10

【展示会】12/3~5「高精度・難加工技術展2025」出展について

 2025年12月3日~5日 東京ビックサイト(南3ホール)で開催された「高精度・難加工技術展 2025」に日本AM協会はブース出展及びセミナー講演に参加しました。
 事務局の発表では、当日の会場来場者数及び出展者数は以下の通りでした。
【来場者数】
12月3日(水)12,629名、12月4日(木)14,290名、12月5日(金)17,382名 3日間合計44,301名(43,271名) 
※( )内数=前回2024年実績、同時開催展含む
 当日の模様、当協会からの出展企業は以下の通りです。

当日のビデオ(展示会)

目次

会場全体

東京ビッグサイト
国際ロボット展 2025
高精度・難加工技術展 2025
AM電子基板
AM銅合金
樹脂AM実用事例

日本AM協会ブース

日本AM協会ブース

日本AM協会は、AM実用化に必要な、材料・設計(DfAM)・AM装置・後工程・品質保証に関係する企業で構成しています。今回、会員企業8社の共同展示を行い、AM実製品活用について様々なご提案を致しました。

①株式会社FUJI

世界初のエレクトロニクス3Dプリンター(電子基板用AM装置)の装置(AME Tech)を開発。「樹脂・回路形成⇒多層回路ビルド⇒部品実装⇒埋込造形」の工程にて、部品内蔵基板を一気通貫にて製造可。AME Techで試作リードタイムを大幅に短縮できます。今回、特急試作への活用として多機能センサー基板・心拍の可視化センサーや、特殊形状品への活用として電子ピアノ・ロボット電源基板・PCB樹脂封止基板等への活用事例をご紹介。現在、お客様からの試作サービスを承っており、共同開発や共同研究パートナーを募集しております。

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ブース
展示品
②城東テクノ株式会社

3Dプリンタ向けポリプロピレン「JIZAI」を開発販売している。主な特長として、①反り・歪の低減 ②強度と柔軟性の両立 ③幅広い耐薬品性 が挙げられます。従来PPと比較したサンプル、ヒンジのある構造体のサンプル、粘着テープで搬送する工程のガイドロール等のサンプルを展示ご紹介。

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展示品
③Carbon Technologies Nippon株式会社

米国の3Dプリンターメーカー。AM装置、材料、造形ソフトを自社開発している。今回は、フィジーク製自転車用サドル、Adidas製やプーマ製スニーカーの実用途事例以外に、セラミック部品、シボ加工サンプル、国内サービスビューロなどをご紹介。

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展示品
④株式会社イグアス

台湾Phrozen製 光造形方式LCDタイプの3Dプリンタ「REVO16K」(Max16K超高解像度)を実機展示。その他リーズナブルな価格で実現した3Dプリンタラインナップをご紹介。機能性レジンラインナップも「高剛性、耐衝撃性、セラミックライク、高耐熱性、高靭性、難燃性、ゴムライク等の各種豊富なレジンがあり、試作用途から実製品用途まで幅広く対応可能です。今回は、ロボット用ギアや足の部品、クランプ、ドリルケース、フィルター部品、コインなどを展示。

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展示品
⑤株式会社立花エレテック

DfAMの活用や後工程を含めたAMソリューションや装置ラインアップをご紹介。金属では、三菱電機製ワイヤDED方式、ニデックマシンツール製パウダDED方式、AddUp製PDF方式に加えて、低価格金属AMとしてFASTFORM製PDF方式をご提案。樹脂では「速さ、強さ、綺麗さ」を追求した国産GUTENBERG製FDM方式高性能・低ランニングコストのサンプルや大塚化学と協業したPOTICON FILAMENT の組み合わせによる出力で、射出成形に迫る強度と寸法安定性を実現したサンプルを展示ご紹介。

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展示品
⑥株式会社J・3D

金属・樹脂3Dプリンターを用いた受託造形サービスと3Dプリントにおける技術コンサルティングを提供。今回は、DMG森精機2024年度第19回ドリームコンテストにて金賞を受賞した作品「サグラダ・ファミリア」の金属造形品が完成するまでの「設計⇒造形⇒造形品の取り出し⇒熱処理⇒ワイヤーカットでベースプレートとの切り離し⇒サポート材除去」工程を映像でご説明。従来工法では作れない複雑形状部品や冷却水管金型、インコネルやチタン等の事例サンプル、ECサイトにて販売中のチタン製ドラゴンプレスレット等を展示。

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展示品
⑦ティーケーエンジニアリング株式会社

AMを3つの分野で活用している。①AMコイル:銅合金による高周波焼入れ用誘導加熱コイルをAM活用により、コイル寿命の安定・向上、製作期間の短縮、設計自由度の向上を図る ②AMツール:キリコの巻き付き防止や軽量化を図った切削工具 ③AMノズル:2系統で冷却と洗浄が可能な砥石等の社内での実活用事例をご紹介。

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展示品
⑧応用技術株式会社

AM活用に必要な4つの要素(知識習得、DfAMの実現、プロセスの理解、技術支援)をコンサルティング対応しております。AM活用を成功に導く4つのステップ「①パーツスクリーニング ②部品最適化 ③技術サポート ④製造・品質保証」をサポート。また切削加工向けのソリューションサービスとして「CAM最適化ソリューション:Ezsurf.make」及び「技能継承ソリューション:Milledge.hub」をご紹介。

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ブース
展示品

単独ブース

[単独ブース]富士高周波工業株式会社

①歪の少ない熱処理「レーザ焼き入れ」、②歪の少ない肉盛り法/表面の高機能化「レーザクラッディング」、③早い安い大きい(1.5m×1.5m×1.5m)「金属3Dプリンティング」の3つをご紹介。今回、パウダDED方式「ALPION」による微細肉盛りサンプルとワイヤDED方式「Meltio Engine Robot」による大型造形サンプルを展示ご紹介。高周波焼入れ加工から最新のレーザ機器を駆使した、レーザ焼入れ、レーザクラッディング等の最新の表面加工技術を提供している富士高周波工業株式会社は、DfAM設計から最終製品の評価・分析までのプロセスを支援することで、金属3Dプリンティング技術の導入をスムーズに行い、お客様の事業成長を加速させることを目指しております。

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ブース
展示品

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