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2026.11.02

【連携メディア】「Global AM Summit 2026」参加記事掲載のご案内(AM Insight Asia)

 日本AM協会の連携メディア AM Insight Asia(AMIA)より、注目記事を下記ご案内致します。

 2026年10月22日、シンガポールで開催されたGlobal AM Summit 2026に、AM Insight Asiaはシンガポール科学技術研究庁(A*STAR)がホストするAM推進組織・NAMICからの招待を受け、GAMSのパートナーとして参加し、現地取材を行いました。
 
 航空、鉄道、医療の実運用者が語ったのは、プリンターの性能や造形技術の進化ではありませんでした。認証、データ、そして誰と組むか。AMの次の段階を左右するのは、装置そのものではなく、その「周辺」をどう整えるかだという指摘が、業界を越えて繰り返されていました。Siemensは、AMが既存サプライチェーンを置き換えるのではなく、既存サプライヤーが工程にAMを加える形で広がると述べ、Airbusは飛行中の金属AM部品が約1万点に達するなかで、量産拡大の壁が装置能力ではなく認証と装置間の非標準化にあると説明しました。Alstomも、約25万点の印刷実績とデジタル倉庫による4,600万ユーロ(約75億円)の節約を紹介しつつ、鉄道向け認証標準の不在と部品ごとの検証コストという現実を示しました。

 一方、基調講演では「AIはAMを救わない。ふるい分ける」という言葉が投げられました。AIが短縮するのはパラメータ開発や認定の期間であり、勝敗を分けるのは応用と、認定済みプロセスデータを誰が持つかだという指摘です。

 そして本稿が伝えたいのは、講演内容だけではありません。10分の講演、長めの休憩、3時間半に及ぶ夕食会。この会議は、講演を会話の入口とし、対話こそを本番として設計されていました。認証やデータをめぐる知識が人と人の関係を通じて流れるからこそ、この場の価値は「何を聞くか」ではなく「誰と、何を話すか」で決まります。会場で日本人参加者が筆者一人だったことも含め、日本のAM関連企業がこの種の国際的なつながりから取り残されつつある可能性についても、筆者なりの視点から書いています。

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