Kansai-3D実用化プロジェクト
グローバルにおいて加速化する「3D積層造形による量産化」に対応するため、近畿経済産業局は、3Dものづくり普及促進会との連携により、2019年1月に「Kansai-3D実用化プロジェクト」を発足。 会員企業は全国で約2,000社 4,600名様(2023年8月時点)。
協力企業35社
3Dプリンタメーカー:7社
国内
- 日本電産マシンツール 株式会社
- 三菱電機 株式会社
海外
- 株式会社 ExOne(アメリカ)
- EOS Electro Optical Systems Japan 株式会社(ドイツ)
- TRUMPF(ドイツ)
3D代理店、商社、レンタル、受託加工企業:15社
- 株式会社 アビスト
- 大阪冶金興業 株式会社
- 株式会社 ODEC
- オリックス・レンテック 株式会社
- 協栄産業 株式会社
- 株式会社 J・3D
- ジェービーエムエンジニアリング 株式会社
- 株式会社 データ・デザイン
- 日鉄テクノロジー 株式会社
- 株式会社 パシフィックソーワ
- パルステック工業 株式会社
- 株式会社 富士インダストリーズ
- 丸紅情報システムズ 株式会社
- 八十島プロシード 株式会社
- リコージャパン 株式会社
3DCADソフトメーカー、代理店、シミュレーションソフトメーカー:9社
国内
- 株式会社 山一ハガネ
- 株式会社 デジタルデザインサービス
海外
- AUTODESK(アメリカ)
- SEAMENS(ドイツ)
- SOLIDWORKS(アメリカ)
- LINK3D(アメリカ)
2020年度:「Kansai-3D実用化プロジェクト」提供する支援サービスの概要
- ●「Kansai-3D実用化プロジェクト」のユーザー企業350社のうち、モデルとなる38社を支援企業として選定。
- ●国内外35社、産総研計測標準総合センター及び全国45の連携公設試からの協力のもと、3Dプロセス(バーチャルシミュレーション、3Dデザイン・設計、3D造形、後加工、評価)において、最新のソフト、3D装置、評価サービスを提供し、様々な分野のユーザーにおける革新的3Dものづくりプロセスの構築を支援し、その成果を発表し横展開を図っていく。
2021年度:DfAM支援
- ●3DCADによる設計、デザイン、3Dプリンタによる量産化による「モノづくり現場の革新」を図る上では、3D製造により付加価値を生み出すパーツのセレクト、3D造形ならではのデザイン、設計「Design for Additive Manufacturing(DFAM)」をシミュレーション等により突き詰める展開が必要不可欠。
- ●このため、「Kansai-3D実用化プロジェクト」において、2020年度の「3D製造プロセス検証」参加企業(38社)の中から、3D量産化のステージ進むモデル企業3社に対して、最新のツールによるDFAM導入を支援しその横展開を図る。
- ●ネットワーク支援として、3Dプロジェクトの会員700社に対して、企業のレベルに応じた個別企業支援を実施するとともに、民間ベースで構築する「3D製造プロセス検証」での支援を展開し、DFAM導入支援に繋がる企業を育成する。
Ⅰ. 個別モデル企業支援(3社程度)A社、B社、C社
画像出典:株式会社山一ハガネ
Ⅱ. ネットワーク支援:個別企業支援&3D製造プロセス検証支援
Kansai-3D実用化プロジェクト
会員企業400社
3D製造プロセス
検証支援
DFAM導入企業
育成へ
Kansai-3D実用化プロジェクト(2020年度:成果発表)
- ●第1弾:2021.3.15(月)、第2弾:2021.5.17(月)に、成果発表会を開催。
- ●38社のモデル支援のうち、コロナ禍で迫られる変革をチャンスと捉えて、切削、鋳造、樹脂、金型、冶金、溶接等の各業界となるモデルとなる企業17社(大企業5社、中小企業12社)の各社が、独自の目的をもって挑戦した3D製造プロセス検証の検証結果を発表。(第1弾では展示も実施)
- ●第1弾、第2弾ともに、当日は約500名が参加。様々なメディアでも取り上げられ、大きな反響があった。